母さんがどんなに僕を嫌いでも
いつもながら突然の映画評。
ここ最近借りてきたＤＶＤでグッときたのがこちら。
タイトルのままなんですが、この映画とてもグッときました。
～あらすじ～
タイジ(太賀)は、情緒不安定な母(吉田羊)に、心身ともに傷つけられていた。17歳で家を飛び出し1人で生きていこうと決めるが、幼少期から見守ってくれた工場の婆ちゃん(木野花)との再会や、大人になって出会った友人たちの存在に励まされる。やがてタイジは大好きなのに自分を拒絶する母に歩み寄り、向き合おうとする。
…まぁ、泣きましたね。ひっそりと。
吉田羊さんがはまり役。少しヒステリックになる母親とか、とてもぴったりくる。（褒めてる）
失礼ながら、私この、太賀さんっていう俳優さんを存じ上げなかったんですが、この方が泣くと私も泣いてしまう。
あと、主人公の友達になる、森崎ウィン（ウイン？）さんっていう俳優さんも良かった。この二人のやり取りとか、微笑ましすぎて大好き。こういう友達欲しかった。
私はこんなに辛い幼少時代とかは過ごしていないんですが、それとなく母との軋轢といいますか確執といいますか…、そういう複雑な感情がありまして。
重なる部分もあったせいか、グググッときてしまって。
ちなみに旦那さんも、おばあちゃんに育てられているので、あるシーンでちょっとヤバかったらしい。ほとんど泣いたり、感情が揺るがない人が…。この映画おそるべしです。
よかったらご覧になってください。
もう一本、よかった映画をこの後上げます。
